レトルトのカレーは冷たいまま袋から取り出して、10g程度のパン粉を混ぜて包みやすい硬さにしておきます。
パン粉5g程度はフライパンで乾煎りして、薄茶色に色づけしておきます。
ラード(ショートニングでも可)をビニール袋の角に詰めて口を縛り、暖かい場所に置いておきます。
ボウルに「パン粉・カレー・ラード・ウズラの卵」以外の材料を入れて、遊んでいる粉が少なくなる程度にゴムベラで混ぜます。
混ぜた材料をホームベーカリー(HB)に入れて、15分程度捏ねます。写真は捏ね終わり。
「発酵コース」で30~40分程度、2~2.5倍程度に膨らむまで発酵させます。(時間は、室温により異なる)
打ち粉(強力粉・分量外)をなでつけたストレッチボードの上に生地を取りだして、ドレッジ等で6等分に分割します。
手のひらで転がして生地を丸っこい形にします。あとで成形するので、単純に丸っこくするだけでOK。
丸くした生地はきれいな面を上にして、少し間隔をあけて並べ、乾燥しない様に乾いた布をかぶせて15分程度そのまま休ませます。
きれいな面を下にして、めん棒で直径10cm位の円形に伸ばします。
生地の中央にカレーアン(1つに付30g位)とウズラの卵をのせます。
生地のフチにカレーアンが付かないように両方から少し生地を引っ張ります。
生地を半分にたたむようにしてカレーアンを包んで、しっかりつまんで閉じます。
両端を指で軽く押さえて俵型にして、パンケースに入れやすくします。
面倒かもしれませんが、パンケースは生地を取り出した後に洗っておいた方が、焼き上がりがきれいに仕上がります。
羽を取ったパンケースにとじめを下にして生地を並べて、「独立コース・発酵」のスイッチを入れます。
「生地と生地のスキマ」がなくなって、生地が一体になる位が、発酵終了の目安。時間の目安は30~40分です。
生地に使用した残りの卵黄に、「卵黄の1/3~1/4」程度の水を加えて、塗りやすい濃度にします。
周囲2cm位を残し、生地の中央部にのみ、水で薄めた卵黄を刷毛で塗ります。生地をつぶさないように気をつけて塗って下さい。
卵黄を塗った部分にまんべんなくパン粉をのせます。(パン粉が少し余る場合もあります。)
ラードの袋の角を1~2㎜位はさみで切り、パン粉の上にショートニングを絞り出しだします。
溶けて流れた油が中心部のくぼみに溜まりやすいので、「中心部は少なめ、外側が多め」に絞り出しましょう。
「独立コース・焼き」を30分に設定し、スイッチを入れます。写真は焼き上がり。
焼き上がったらすぐにパンケースから取り出します。カレーアンの代わりにソーセージ等を包んで焼いてもよいでしょう。