甘夏を丸ごと手でよく洗う。(水だけで)十字に切れ目を一周入れて皮をむく。
皮の黒くなってる部分やヘタのまわりの固い部分などを取り除き、薄切りにする。
薄切りにした皮を量る。(参考:今回は430g)
圧力鍋に皮を入れ、浄水(下記参照方)をひたひたになるまで入れる。圧がかかってから2,3分後に火を止め15分位放置する。
火にかけ始めてからすぐに実の処理にかかる。一つ一つ丁寧に薄皮と種を取り除く。
種だけ水切りネット(未使用の)に入れて取っておく。
全てむき終わったら実だけ量る。(参考:今回は570g)
皮と実の重量を足しその60~70%の砂糖を量る。(参考:430+570=1000gなので砂糖は600-700g)
茹でた皮をザルにあけ、浄水(下記参照方)に約30分さらす。途中1,2回水を替える。
水に晒している間に(25分位経った頃から始めると丁度良いです)、鍋に実を入れ、その上に砂糖を入れる。
ブレンダ—等(なければマッシャー等でも)で実をつぶしながら砂糖と均一に混ぜ合わせる。
全体的にビシャビシャになったら、水気をしっかり切った皮を入れ軽く混ぜ合わせ、ネット入りの種も入れる。中火にかける。
あくを丁寧に取り除く。*浄水でさらすとあくが余り出ず楽チンです。
コーヒーフィルター等を利用して灰汁と一緒にすくってしまったシロップを取り除く。(とろみ分を増やしたいので)
あくを大体取り除いたら、工程14のシロップを鍋に戻し火を弱め皮が柔らかくなるまで煮る(参考:火にかけてから約20分)
ゴムベラで皮が切れる位になったらとろみがまだゆるくても一旦火を止め、ブレンダ—等で刻む。この位刻んでます。
注意!刻む前に種の袋を取り出す。
*お菓子作りに使用する為に刻んでます。そうでない場合は、行程16は省力してください。
皮が細かく刻まれると良い感じのとろみ具合になるが、もう少しとろみが欲しければ再度弱火にかけて調整する。
すぐに食べる分はビン(消毒済)に入れ蓋をして完全に冷めてから冷蔵庫へ。(長期保存しない時は煮沸消毒は省略)
すぐに食べない分は、粗熱を取りフリーザージプロックに入れて冷凍保存する。
このマーマレードを使ったお菓子のレシピです。一番のおすすめは<しっとり食感のマーマレードパウンドケーキ>。
良かったらお試しください(^^) ♪ID:3048989
<ふんわり食感の…>ID:3053990<かろやか食感の…>ID:3061933もどうぞ(^ ^)
今回の出来上りは1400gでした。(上白糖を650g使用)砂糖の量は好みの甘さや保存期間の長さによって変えて下さい。
《浄水》茹でる、晒すなどに浄水(我が家ではBRITA)を使うと、灰汁が少ない、出来上がりの味がすっきりすると思います。