メインの材料です。
にんにくは包丁や手のひらやへらなのでつぶし、玉ねぎとピーマンは粗みじん切にします。
オリーブ油大さじ1とつぶしたにんにく1かけらを入れた小鍋に入れたら、
シーフードミックスを入れて軽く炒める。
白ワインを入れてフタをして15秒ほどワイン蒸しにする。
ちょっと面倒ですがアクを取り除き、スープとシーフードは分けておきます。
大きいフライパンで玉ねぎとピーマンとにんにくをオリーブ油で15分ほど弱火~中火で炒め煮。量が半分以下でグニャグニャに。
ご参考:7代わりに“スペインの万能調味料(!?)⇒ソフリト”レシピID : 2883150を入れれば時間が節約できます。
さやいんげん等は食べやすい長さ、鶏もも肉は一口大、水煮トマトは用意し、パプリカとターメリックも分量を用意する。
洗って大きめの一口大に切ったサヤインゲンかモロッコインゲンを入れてしっかりとやわらかくなるまで炒める。
水煮のトマトを入れ鍋肌に押し付けて酸味を消すため30秒から1分間炒める。
一口大に切った鶏もも肉をバエージャ鍋に入れて軽く炒める。コンソメキューブの塩分のため塩は不要です。
6で取り分けた白ワインと魚介の混ざったスープと足してから、
そのスープと合わせて米の2倍半ていどの量(今回は合計で1リットル)となる水とチキンコンソメ3個を入れる。
少したったら、ターメリックとパプリカを大さじ1/2づつ入れる。
2時間以上水に浸けて水を吸わせておいた、入れる直前の発芽玄米のアップ写真です。
発芽玄米をそのままうず巻きのように回し入れ
かき回して平らにして中火で15分~20分ほど煮る。
15分~20分経ったら、6で分けておいたシーフードミックスを入れる。
少し押し込んだら米に少し芯が残ったお好みのアルデンテになるよう弱火に近い中火(?)にして、そのまま15分~40分間煮る。
水分がなくなってきてまだお米がかたすぎたら少しづつ水を加えたり、多すぎるなら火を強くしながら調節する。
こんな感じになってパチパチと音が出始めたら、
火を止めたらすばやく新聞紙で包み、5分ていど蒸らせば歯ごたえたっぷりの発芽玄米パエージャの完成です。
レモンを4方か8方にトッピングしてどうぞ! 塩気が足らなければ、スペイン式に塩をふりかけながら。
やはり、白ワインとバゲットが合います! レモンを絞って食べると油っこさを消せるので、たくさんしぼってどうぞ!
発芽玄米を自作される方は、“発芽玄米の作り方と炊き方 春秋編:覚書”レシピID : 3202098をご参考ください。
このレシピのベースは“スペインの家庭で作る美味しいパエージャ” レシピID : 2919145 と、
“パスタパエージャ:バレンシア風フィデウワ” レシピID : 2862627です。参考になさっていただければと思います。
他に、スペインの炊き込みご飯は“スペインバレンシアの漁師飯アロスアバンダ”レシピID : 2936154と
“スペインの炊込みご飯:アロスコンポージョ” レシピID : 2883225もUPしてあります。よろしければ、どうぞ。
発芽玄米を使った他のレシピには“発芽玄米のジャンバラヤ風ピラフ☆炊飯器で” レシピID : 3174231があります。
《ご参考》マリスコ:魚介類をワイン蒸しにする時に赤ワインを使ったらこの通り。見た目は最悪ですが味は最高でした!
《ご参考》このレシピで、洗わない白米を水分2倍に煮込み時間を20分~30分減らして頂ければ、普通のパエージャが作れます。
《2015年10月25日追記》このレシピが“おもてなし主食”カテゴリに承認していただけました。ありがとうございます!