お米は研いでざるに上げ30分程おく。三つ葉は1センチ程度に切る。調味料は測って合わせておく。昆布は表面をさっと拭く
*うろこは売り場で取ってもらうと楽。自分でやる時は分厚いビニール袋の中で、大スプーンでかき取るか、指で抜き取ると楽。
*うろこはまな板の上で包丁で取ると、散らばって大変なので注意。大きいのは、2つに切って入れても。
鯛全体に塩をすりこみ、縦斜めに3つ横斜めに1つ切り込みを入れる。大きい時は火が上手に入り、身がキレイに取れる。なくても◎
*生姜や調味料、水はは魚の大きさによって加減する。写真のは1k弱あるので、生姜8枚分、水4カップで固め。調味料は上品薄味
*魚が大きくフタがしっかり閉まらない時は、半カップ程度水は多めにし隙間をふさぐ。濃い味にする時は調味料2・3割増に
土鍋にお米と水を入れ、昆布を真ん中(鯛の下)に敷き、魚をおく。上から調味料を回しかける。全体にムラの無いよう軽く混ぜる
生姜を一番上に乗せて、フタをして中強火で5分程度加熱し、蒸気穴から湯気が続けて上がるようになったら、弱火にして14分加熱
*フタが閉まらない時はアルミホイルで目張りし、水を多めに。沸騰で弱火なので、一度開けて確認しても。この時も少し水を足す。
*土鍋の形にもよるが、基本の水加減は、お米と水だけで平らにならして、手のひらを置いた時、手首まで水があることが目安。
<お焦げの作り方>14分経って炊きあがったら、フタを開けて強火にして1分程度、チリチリ音がしたら火を止める
*柔らかく炊く時は、フタを開けずにそのまま5分程蒸らす。それから作る時はお焦げを作る。
*どうせ炊いたなら、家族にも豪勢な出来上がりの図を見せたいので、鯛を出す前に、一旦食卓で見せてあげても
炊きあがったら、鯛の下に横方向にしゃもじか木べらを入れ箸などで押さえて、上に乗せるようにして横に皿に取りだす。
昆布もお米を取って取り出し、三つ葉を入れてフタをしておく。
大きく身を出したい時は、大スプーンで切り込みの間をすくうようにするとキレイに取れる。写真は皮付きだが皮は取ってから食べる
基本は皮ナシで食べるので、大きく身を取って、皮をはぐより、皮から身を取るようにすると、キレイなまま取れる。頭等も丁寧に
手早くしないと、ご飯と鯛が冷めてしまうので、骨がないか目と指で確認しながら(特にお子さんがいる時)一気にやる。
ご飯は底から返して、切るように少し混ぜ、鯛を戻して全体に混ぜたら、出来上がり。土鍋のまま食卓で取り分ける。
*残った時は、お茶碗1杯に付き、小さじ1程度のお酒をふりかけて加熱すると、ふっくら美味しく戻る。一応冷凍も可。