写真の切り身は75g(6㎝×20㎝)でした。身の薄い小ぶりの太刀魚を使います。
身に薄めに塩を振ります。薄っすらと下味を付ける程度です。このまま冷蔵庫で30分~1時間、味を馴染ませます。
太刀魚を15㎜幅に切り出します。
二本の太刀魚を手綱(たづな)状に編み、両端を楊枝で留めます。
若狭地の調味料をボールで合わせます。
店では平串を打って天火で焼きますが、家庭では、クッキングペーパーに楊枝で留めたのを乗せて焼くと良いでしょう。
火加減は中火、普通の焼き魚と同じ火加減ですが、太刀魚は割と短時間で焼き上がるので注意が必要です。
店では若狭地を掛けながら焼き上げますが、家庭ではハケで若狭地を塗りながら焼くと良いでしょう。
焼いている途中、表面が乾いたら若狭地を塗る、これを3~5回繰り返しで丁度良く焼き上がります。
太刀魚の銀皮の色が残る程度の焼き色で仕上げると綺麗です。
太刀魚の他、秋刀魚・カマス・サヨリなど、細長い魚なら何でも出来る料理です。