[りんごの下ごしらえ]りんごを流水で洗い、ボールに張った塩水に浸けてこすり洗いする。
りんごを8等分のくし形に切って、芯を取り、芯をお茶パックに入れておく(傷んだ部分や、ツルとお尻の周りの皮は取り除く)。
りんごを更に半分に切って16等分にし(果肉を大きく残したい場合は8等分のままで)、塩水を張ったボールに浸けて色止めする。
りんごを水洗いして水気を切り、りんごの重量を量る。りんごの重量の20%のきび砂糖を用意しておく。
りんごを約5mm幅のいちょう切りにして、ステンレスかホーローの鍋に入れ、きび砂糖(りんごの重量の20%)をまぶす。
きび砂糖が溶けて、りんごから水分が出るまで、30分以上置いておく。
[芯のペクチン抽出]小鍋に【2】のりんごの芯と、かぶるくらいの水(約200cc)を入れ、30分程度煮る。
りんごの芯が柔らかくなったら、お茶パックごと搾って取り除く。煮汁が冷めたら【6】の鍋に加える。
[瓶の煮沸消毒]綺麗に洗った瓶を鍋に入れ、水から火にかけて沸騰後15~20分加熱する(蓋は加熱終了約1分前に入れて)。
煮沸消毒が終わった瓶と蓋を、菜箸やトングなどで取り出して、清潔なキッチンペーパーか布巾の上に伏せて乾かしておく。
[りんごを煮る]【6】の鍋を中火にかけて、フツフツと煮立ってきたら、少し火を弱める。時々混ぜながら煮る(15分程度)。
水分が上がってきて、りんごが少し透き通ってきたら、きび砂糖(りんごの重量の10%)を入れて混ぜる。
煮詰まってきて、とろみが付きだしたら、レモン汁を加えて混ぜる。ここで味見をして、甘味が足りなければ、きび砂糖を足す。
鍋底が見えるくらいまで、とろみが付いたら(冷えると固まるので少々ゆるめで)、火から下ろす(煮始めてから約30分)。
ジャムが熱いうちに、煮沸消毒した瓶に詰めて蓋をする。そのまま室温に置いて冷まし、完全に冷めたら、冷蔵庫に入れて保存する。