山桃は潰れたり、虫食いしていたり、傷が付いていない綺麗な状態の物を選んで収穫する。完熟になると甘味が増し黒赤褐色になる。
小粒で完熟状態の山桃を1258g収穫。指先に色が付いたり、手荒れ防止に、出来ればビニール手袋をした方が良い。
大きな鍋等に入れて、たっぷりの水を注ぎ、山桃の実を傷つけないように注意しながら綺麗に洗う。
大きなざるで水切りする。再び、たっぷりの水で洗う、水切りする。これを何度も繰り返し、綺麗な状態にする。
1粒ずつ状態を確認しながら、ヘタ等を取り除き、綺麗な物だけ選別する。
こんな感じに、傷が無く、潰れていなくて、綺麗な状態だったらOK。
ホーロー/ステンレス製の大きな鍋に山桃を入れる。水を200ml入れて沸騰させる。蓋を開けたまま中弱火で20分煮込む。
10分経過後、柔らかくなり、汁が山桃の上まできたら、引き続き煮込みながら、マッシャーやスプーン等で上から実を潰す。
目の粗いざるで汁と実に分ける。汁は再び鍋に戻す。実をざるに移して、実をすり潰すように押し付けて、中央にある種を取り出す。
これが取り出した種。種だけ完全に取り出すのは難しいので、ある程度実が付いたままでも仕方ない。
これが種の廃棄分。使わないので捨てる。山桃が小粒だったので廃棄分はかなり多め。
これが汁と実でジャムになる分。計量したら、約500ml。
500mlに対して、砂糖は200g使用する。糖度は低糖度で甘さ控え目。
ホーロー/ステンレス製の鍋に汁と実・砂糖を入れて、蓋を開けたまま中弱火で沸騰、焦がさないように混ぜながら10分加熱する。
レモン汁を絞って入れる。レモン汁を入れると色が綺麗になり、酸味が出て、とろみが出る。
混ぜながら少し煮込むと、このぐらいのとろみが出る。とろみがこの状態で良ければ出来上がり。
とろみをもっと付けたい場合は、ペクチンを使用する。ペクチン1袋(11g)を水100mlに混ぜて完全に溶かす。
耐熱性の器に入れて、600wのレンジで1分加熱する。加熱後はとろとろした状態。
ペクチン液を入れて、弱火でかき混ぜながら10分程度加熱する。
とろみが更に増して、ジャムらしくなったら出来上がり。
熱湯と洗剤で殺菌消毒した密封容器に熱いまま状態で入れる。低糖度なので冷蔵庫で保存する。長期間は冷凍保存する。
✿姉妹レシピ✿爽やかな幻の味✿山桃サワー&山桃シロップ✿(レシピID : 3903042)